1商業的農業
販売を目的とした農業。工業化・都市化の進展に伴い発達する農業。
商業的混合農業
代表地域:ドイツ、フランスなどの中部ヨーロッパ
特徴:主穀(小麦、ライ麦)
飼料(えん麦、大麦、牧草)
家畜(牛、豚、鶏)
上記3つを組み合わせた農業
商業的酪農
代表地域:北ヨーロッパ
特徴:牧草、飼料の栽培
乳牛飼育
生乳、バター、チーズを生産
園芸農業
代表地域:オランダ
特徴:野菜、果樹、花などの市場性の高い作物を栽培
地中海式農業
代表地域:地中海沿岸、カリフォルニア
特徴:果実(オリーブ、ぶどう、オレンジなど)と冬小麦を栽培、移牧
2企業的農業
大資本をもとに大規模に、最新の技術を導入して行われる農業。効率化のため、単一の作物や家畜が生産される場合が多い。
企業的穀物、畑作農業
代表地域:プレーリー(北米)、パンパ(アルゼンチン)、ウクライナ、オーストラリア南東部
特徴:広大な土地で、大型農業機械を使い、小麦や飼料作物を生産
企業的牧畜
代表地域:グレートプレーンズ(アメリカ西部)、パンパ、豪内陸部
特徴:広大な牧場で、牛、馬、羊を放牧
プランテーション
代表地域:アジア、アフリカ、ラテンアメリカの熱帯・亜熱帯
特徴:先進国の企業が資本や技術を提供。現地の人を低賃金で雇用してゴム、コーヒー、カカオ、茶を栽培